廊下 階段鉄骨の塗装






廊下 階段鉄骨の塗装

テーマ:鉄部、鉄骨

アパートの廊下 階段の鉄骨です。

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廊下の天井部分
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鉄骨の塗装工事は、4〜5年を目安にお手入れをするのが望ましいと、言われています。

どんなに優れた上塗り塗料を塗っても、下地の処理状態が悪いと
すぐに剥がれてしまったり、錆が発生してしまいます。


大手の会社さまの保証をみても、
「錆の発生、著しい変色 2年」というのが、一般的になっています。
そのくらい錆はすぐに発生してしまうとの認識です。



今回は、一般的なケレン→錆止め⇒ウレタン樹脂の
塗装工程で作業しました。


ケレンをした後、
素地のむき出した箇所に専用の錆止めを塗ります。

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その後、
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上塗り後

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特に、今回の天井の剥がれ方は原因は、いくつか考えられました。





一つは、2F廊下の床からの浸水。

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シーリングの浮き、クラック部分から浸水

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錆の発生

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錆止め塗布して、シール打替にて対処

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この床塗料は
商業施設駐車場の床面等でも使用されているそうです。


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もう一つは、どうにもならないのですが、

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この給湯器が考えられます。

かなりな熱気を排出しますので、その熱や冬場には結露となって、
あの様な剥がれ方と考えました。


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今回の工事では、鉄部ウレタン樹脂での塗装でしたが、
もちろん、日の多くあたる場所や耐久性を必要とする場所では、
シリコン樹脂で塗られるといいかと思います。

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今回の使用した塗料

1)鉄部

錆止め  関西ペイント社製 エスコ (赤さび、白)

上塗り  関西ペイント社製 セラMレタン KP150(関西ペイント純正色)

いずれも 溶剤2液形塗料 




2)床

下塗り 東日本塗料社製 フローンエコプラ速乾

上塗り 東日本塗料社製 フローンクイックF フォックスグレー

いずれも 水性2液形塗料



また、今回は出てきた言葉で「ケレン」とありましたが、
錆を落としたり、旧塗膜をガリガリして下地の状態を整えることです。


詳しくはHPで紹介していますので、
鉄骨の塗装工事に興味のある方はこちらからどうぞ。