タキロン タキステップのトラブル
テーマ:階段廻り
今回は、階段や廊下などでよく見かける
タキロン社製 タキステップのトラブルについてです。
タキロン社製に関わらず、各メーカーから発売されていますが、
施工より数年経過しますと、こちらの階段で言いますと
通常、両端にシーリングがしてあります。
シーリングの劣化や発錆によって、お互いの素材同士の密着がなくなり
隙間より、雨水の侵入が起こります。
↑ 侵入した雨水の逃げ場がなく、膨らんでいます。
↑ シーリングを撤去すると、溜まっていた雨水等が溢れ出ました。
↑ 階段裏にも影響がありました。
タキロンステップを長持ちさせるには、
シーリングの部分を、定期的にシールの打替をしなければならないようです。
1)原因
今回の原因として
1. 鉄骨部の発錆によってシーリングに亀裂が生じた
2. 見栄えの問題もありますが、シーリングが薄い(シール厚)
上記の2点が考えられます。
2)対策
対策として
1. 錆の抑制
2. シーリングの厚み(シール厚)
上記を注意しながら、工事をさせて頂きました。
シーリングには、若干の厚み(シール厚)を出してあります。
シーリングの性能を考えますと、もっとシール厚を出したいところなのですが、
(シーリングは、シール厚がある方が伸縮性に優れます)
場所が場所だけに仕方なしです。
今回の鉄骨の塗装は、またの機会にご紹介します。