「艶」






「艶」

テーマ:店舗、内装


色や空間を楽しむ上で「邪魔」なものがありました・・・・・・・・・・。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
当ブログ内アメーバ

8/24 おしゃれな空間と白い壁
        ↓
9/16 30年程前の建築デザイン 
        ↓
10/8 30年程前にデザインされた空間 
       
10/13 つや消し     参照
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇






とってもいらなかったもの。


それは「艶」



気にしなければ、気にならず・・・・・
しかし、毎日住む方にとっては多少の質感の違いも気になる所であります。

メーカー調合の「3分つや」でも「つや」が何かを主張してくる為^^
さらに現場調合にて「艶」を消すことになりました。






「艶」を消す為に使ったものは・・・・・「つや消し剤」

何かそのまんまなネーミングで、ちょっと拍子抜けな感じではありますが^^
「艶」を調整するにかかせない便利なものがございました(笑)←昔からありますが・・・



塗装を考える

塗装を考える


塗料にとって「艶」を消すというのは、耐久性が劣るなんてことが一般的に言われています。

恐らく、耐久性が劣るというより、塗料が本来持っている性能に
つや消し剤を混ぜる為にそのような事が、言われているのかもしれません。

完全に「不純物」扱いですね。
外部に関しては、そういった考えが正しいのかもしれませんね^^

また、昔の塗料であれば半年もすれば艶なんて勝手になくなっていく
塗料が多かったような気もしますが、最近の塗料はなかなかの耐久性でありますので
最初の段階で調整しておかなくては、てな感じでしょうか。

今回に限らず、内部の塗装は耐久性をあまり必要とせず
空間を楽しむといった塗装の表現が多いです。

「わざとかすれたように塗ったり、塗った後にこすったり、ふき取りをしたりと」
9/12 おしゃれな店舗 参照


「内部の塗装は自由だぁ〜〜〜!!」(笑)




ということで今回
「3分つや 黒」 + 「つや消し剤」 = 「極力つやが主張してこない程度の黒」

で、建具や手摺を塗るのでした^^ ヤレヤレ


             >>>NEXT>>> 内装のデザインと現代塗料の調和