シルバー塗料を吹付け






シルバー塗料を吹付け

テーマ:ALC


塗装を考える

お天気予報を見ても雨のマークがだんだんとみる機会が
多くなりました。関東もいよいよ梅雨入りでしょうか。

さて、そんなお天気とうまく付き合いながらも
足場のパイプにも負けず劣らず綺麗なシルバーを吹き付けする工事を行っています。

佐藤塗装店にご依頼いただきまして誠にありがとうございます。




塗装を考える


塗装を考える





「吹付け」・・・・・
いろんなシチュエーションでの吹き付けがあります。




【骨材を吹き付けるケース】


樹脂タイルやリシンなど
マンション関連や商業施設の外壁に多いですね。

数十年前の主流仕上げでもありました。
ですから、今の塗り替え物件様は
モルタル下地に樹脂吹付けしてあるケースが多いようです。

また、近年の住宅であればジョリパットなどの意匠性仕上げ。



塗り替えにおけるケースでも模様替えであったり、 壁面補修であったり
吹付けをするケースは結構多かったりします。

骨材を吹き付けるというのは、重い材料をエア(圧力)で飛ばし
模様にするというのがほとんどです。





【塗料(色)を吹付けるケース】

最近では「エアレス機」の出番はガクっと落ちました。
(尚、上記はエアレス機での施工です)


だって、近隣住宅とのトラブルも多くってね。

塗料ミストが飛散しまくりです(笑)
ツイッターでも‘つぶやき‘ましたが腰に携帯しているスマホが、塗装ミストにより
半シルバーになりました叫び



僕がこの道を志した十数年前??

塗り替えにおけるシーンでも昔は主流でした。


今では、ローラーでの施工が普通ですが
当時は牛丼屋さんのアレですね。






 「早くてナンボ。」(笑)







今回の塗装構成、

下塗り(ローラー)⇒

中塗り、上塗り2層(エアレス)⇒

クリアー仕上げ(ローラー)

5層で仕上げました。
(厳密には6層なのですが・・・・)


中塗り、上塗り工程をエアレス施工で行ったのですが
ローラー施工よりエアレス施工はおよそ4〜6倍は早いです。

エアレス機での吹き付けが主であるが故、当時の塗膜も薄かった事でしょう。
(ローラーでの施工より、エアレス機での施工の方が
材料を薄める必要がありました。)


覚えている限り当時は3層で仕上げていました。

ローラー > 吹付け


と、年々使用機会は減少しましたが内装工事では
未だに現役バリバリだったりします。

内装工事も意匠性の仕上げが増えましたからね)



さて今回、数年ぶりの外壁での使用。
トラブルが多くても使用するには「訳」があります。

その「訳」とは・・・・・?!





シルバー粒子の問題でした。

吹付けでないと均等な綺麗なメタリック調仕上げができないとの事。
昨今、主流のローラー施工では綺麗なメタリック調にならないらしいです。



とはいえ、外壁でのエアレス機使用はとっても気を使います。
なんせ「飛び」ますから。(塗料ミストがね)

僕のゴルフドライバーティーショットよりも確実に飛ぶはずです(笑)

ガクリガクリチョロったりしないよね。





という事で


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飛散防止ネットは二重に。

周辺の養生、車養生も入念に。

塗料の飛散に注意しながら安心安全作業しました。




思わず十数年前‘エアレス機主流時代‘を思い出してしまいました。
懐かしいですね〜


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そういえば同機を使用して吹付けるはずだった、やや入り組んだ車庫天井も・・・・・

塗装を考える

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吹付け施工ではなく何とか頑張って「ローラー施工」。


目の粗いローラーがあって助かりました。ホっ。
養生手間を考えると、慣れ親しんだローラー施工は安心します。
(飛散の関係上ね)


今回の使用材はSK水性ファインメタリック

綺麗なシルバー壁面になりましたよ〜音譜
完成まではあとわずか。