黒〜〜いプラスチックの役割。






黒〜〜いプラスチックの役割。

テーマ:屋根


塗装を考える

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このプラスチックは、塗装工事(塗り替え)のあるところに使用します。





一体どこに使用するのでしょうか・・・・・・・・・??






ヒント: 主に、木造住宅で使用します。役割は非常に重要です。



















分かりましたか??




分かった方・・・・・・ひょっとして、業界の方ですか??(笑)







そうです。



これは・・・・・・・。



コロニアル屋根の、塗り替え工事で使用する「縁切り部材」なのです。


塗装を考える

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築15年ほどの屋根です。
やはり、北側に激しく藻、コケが生えている状態。

これは、真冬の結露、気温、日照状態とも関連しているといわれます。
北側はなかなか乾かないですからね。



さて、今回は外壁、屋根の塗装。
共に「フッ素樹脂+遮熱塗料」での工事ご依頼を頂きました。


屋根といえば、建物の中で最もお日様、雨、風の当たる場所です。
できる限り耐久性の高い塗料で、保護をしたい場所でもあります。
そういった意味合いでは「フッ素樹脂」での塗り替えは、最も適した塗料グレードといえそうです。




そういえば、冒頭の「黒いプラスチック」。
こんなところに使用します。

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商品名 「タスペーサー」


役割 屋根の水切り部 縁切り部材


* 雨漏り防止の為差し込みます


こんなところに隙間を開けたらまずいのでは??
と、思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これが屋根本来の形です。

そのあたりの詳しい事を、ホームページでもご説明しています。

  ⇒ タスペーサー(縁切り部材)を使用したコロニアル屋根の塗装







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今回の使用材料、遮熱塗料のブラック。遮熱塗料の為、ブラックでも顔料に工夫がありそうです。
(攪拌前の塗料です。ブラックなのにブルーの顔料が確認できます。)



【屋根の塗装工程】

高圧洗浄 ⇒ 下地プライマー 吸い込むため 2層塗りました ⇒ 「タスペーサー装填」

⇒ 中塗り、上塗り。


 で、屋根の完成〜音譜



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【塗装職人の追伸】デューク東郷


このコロニアル屋根の塗り替えで、縁切りという工程は最も重要です。


どうしても不十分になりがちな、縁切り工程を 佐藤塗装店では「タスペーサー」で代用しています。