シーリング工事 サイディング 
        

新築時より、10年以上経過したサイディング目地周辺です。



この箇所は、とてもトラブルが発生しやすい場所であります。
こちらのお宅は、目地周辺より雨漏りが発生していました。








上の写真は、壁面に発生したクラックです。
厳密にいうと、サイディングの場合は割れや欠けと呼んだ方が正しいのかもしれません。






目地の撤去には、この様な道具を使用します。
カッター、ペンチ、はつり工具などですね。







まずは撤去から。
カッターで両端に切り目を入れて・・・・・





引っぱりながら既存のコーキングを撤去。










サッシ廻りも撤去します。








場所によっては、雨水の侵入によってカビが発生しているところもありました。
撤去がすべて終わるとコーキングの準備です。


と、その前に「シーリング」と「コーキング」の違いですが、
あらかじめ形がきまっている物をシーリング材と呼び
チューブ容器に入ったものを、専用のガンで施工する樹脂のものを
コーキング材と呼ぶらしいです。特に明確な決まりはないようです。
私を含め、職人さんはのほとんど方は「コーキング」と呼んでます。
(逆にシーリングなんて呼んでる方は、いない気がします・・・)



さて、準備です。
目地内のごみ、ほこりをブロアー清掃します。






続いて養生。


両端に専用のマスキングテープを貼り、目地底にボンドブレーカー
(PEテープ)を貼ります。サイディング目地は伸縮しやすい為、
目地周辺も伸縮しやすい 2面接着で施工しなくてはなりません。
その為、この様なテープを使用します。



また、目地の深さがある場合は、バックアップ材を使用します。








続いてプライマーを塗布。


コーキング材は、サイディングの断面と断面での接着になります。
この部分は吸い込みも激しい為、入念に塗りこみます。


コーキング材を専用機械で混ぜ合わせます。およそ15分。
これが硬化するとゴム状になります。




専用のガンにコーキング材を詰め、目地に入れていきます。




ガンで入れたコーキングを、ヘラで押し込んで均します。
その際には、空気が入らぬよう注意します。




テープをはがしてコーキング完了となります。






シーリング工事完了後、ひとつ気になることがありました。
きちんと2面接着されているのか?



シーリング工事後の目地です。


きちんと2面接着されていれば、
目地底に貼りつけたボンドブレーカーが残っているはずです。





思い切って剥がしてみました。




ボンブレーカーが残っています。
きちんと2面接着できていたようです。



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