塗装工事のエピソード 築10年目でのお化粧直し
 

□ 出会い 「一期一会」。

メールにてお問い合わせ頂いた、Mさまとの出会いは、梅雨の最中 6月。
雨の少ない梅雨とはいえ、見積りに伺ったその日はやはり、あいにくの空模様。

築10年目の節目にあたり、メンテナンスを含めた「塗装のリフォーム」を
お考えとの事でした。


<私>
「まだ塗るのがもったいないくらい綺麗ですね・・・・・。」

<Mさま>
「先々の事を考えると早め早めにメンテナンスした方がいいのでは・・・・・。」


全く持っておっしゃる通りでございます。


 施工前   ▽画像クリックで大きくなります。
  

10年分の汚れと、クラック。



□ 今回のご提案と塗料の選定。

塗膜の劣化というのは、年数とともに右肩下がりで塗膜性能が低下して
いきます。実はこれが、塗料の持っている「耐久性」としての特徴なのですが


アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂・・・・・。


これらの持つ基本的な塗膜性能が5年であったり10年、12年、15年・・・・・
塗られている ○○○ 樹脂に合わせて、メンテナンスの計画を立てるのも
良い事だと思います。



今回は、いくつかご提示案もあったのですが、壁面に関しましては
日本ペイント社製 「パーフェクトトップ」でお願いしたいとのご要望でした。

壁面「パーフェクトトップ」、屋根「パワーフロン」(フッ素樹脂)
その他部位 シリコン樹脂


このような形で工事のご依頼を頂きました。

 





□ 10年目のメモリアルに塗装リフォーム

10年の歳月は、建物を保護する塗膜を「色褪せ」という形で、私たちの目に映りこみます。

一見して綺麗に見える建物の色目でも、実際には結構な「色褪せ」が進行していたり
モルタル壁面に、クラックとしてメンテナンスのサインを送っていたり
10年という年月の長さを、考えさせられます。


今回の塗装リフォームでの色選定は、今までと変わらない色目、色調でということで、
明るく元気なイメージの暖色系の壁面を基調に、清潔感溢れるホワイト系アイボリー
屋根は優しさが感じられる、やや明るめのブラウンで組み合わせました。





|暖色系ライトオレンジ × ホワイトアイボリー|

                               を組み合わせました。




工事期間中は、セミの鳴き声も真っ盛りな8月中旬。
毎日、大きなクーラーボックスに冷たい飲料水を、差し入れして頂きありがとうございました。


Mさまとの出会いに感謝をし、深い「ご縁」を感じながら作業にあたりました。
作業のしやすい環境と、作業スペースを配慮して頂き、誠にありがとうございました。

アフター点検も含め、Mさまにお会いできる日を楽しみにしております。

                               

この度は佐藤塗装店に工事のご依頼をありがとうございました


                                代表 佐藤栄喜