木部のお手入れを考える
木部は腐食を防止する為のお手入れ、メンテナンスが必要です。
雨、風にさらされている木部の、メンテナンスサイクルは鉄部と同じく
早い方が良いとされています。
これは、素材保護の観点から、何らかの塗料が塗って「木部」を保護させた方が
良い。とのことから、最低でも5年あたりで一度「塗りかえ」をすると
素材の長持ちにつながるのではないでしょうか。
また、鉄部のような‘錆‘の発生はないものの、木そのもそが呼吸をしているため
木部の塗装には、いろいろな注意が必要となってきます。
そのあたり、下記のブログと合わせてご覧ください。
「塗装を考えるブログ」での木部メンテナンス
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□木部塗装の選択肢
きれいな木製品を保つための、塗料選択肢はいくつかに分類されます。
例えば、木目に塗料を浸透させるような自然塗料やオイルステイン系の防腐剤。
⇒ワトコオイル、オスモカラー、キシラデコール等
また、木目を引き立たせるようなクリアー仕上げ。
仕上がり色の選択幅を持たせるのであれば、樹脂塗膜を形成する樹脂系の塗料。
⇒コンゾラン、オスモカラー等
あとは、既存塗膜との兼ね合いもありますので、樹脂塗膜⇒オイルステイン防腐剤
のような場合には、既存の塗膜を取り除くという工程(剥離)が必要となります。
もしも腐食箇所があったとしたら・・・