雨漏りが起こる壁面は、和室の天井に到達するほどの水量が
室内へと入り込んでいました。


よくあるケースとして、雨の降り方、吹き付けるような雨の時と
雨漏りが起こる雨の種類もいろいろあるようです。


特異なケースの場合は雨漏りの判明はなかなか難しい事が多く
職人の私としては、原因がわかりやすい方が大歓迎。　な〜んてね





今回のこの壁面、皆さまもよく見かけるのではと思うのですが
「ＡＬＣ」と呼ばれています。





実は雨漏りが発生をし、見させて頂いた日と着工日の間には
あの大きな地震がありました。見積もりの段階ではなかったような
「欠け」「ひび割れ」が多数確認され地震規模の大きさを
この壁面をみて実感したのですが、地震で被害が大きかったのも
このＡＬＣ壁面だったように思います。



実際に今現在取り掛かっている壁面も「ＡＬＣ」。

その前に塗らせていただいたお客様の壁面も「ＡＬＣ」。

実に地震以降、この壁面を見る機会がとっても多いのです・・・・・。











↑見積もり時には見かけなかった「ひび割れ」




さて、この壁面はパネル間にコーキングが施してあり改修工事の際には

コーキングの打替えを行うのもこの壁面の特徴ですね。



また、似たタイプの押し出しセメントパネルという壁面もありますが

目地の形状は違いますが、」とても目地が重要な役割を果たしているのが

分かります。










この後の塗装工程はよくある「3回塗り」で納める塗り方です。



微弾性フィラー⇒シリコン樹脂⇒シリコン樹脂

これもまたごく一般的になりました。塗り替えには欠かせない工程