クラック
テーマ:モルタルモルタル壁面への塗装中、実はあるものが隠されています。
そんなに良い物ではありませんよ〜〜(笑)
↑ 向って 左が下塗り 右は既存の状態
モルタル壁面の塗り替えの際にほとんどといっていい程、お見かけするのが「クラック」というひび割れ。
これは、構造上の問題でどうする事もできない「モルタル壁面のトラブル」といってよいでしょう。
洗浄を終え、乾燥をさせた壁面になります。
クラック=ひび割れ
チョーキング=手で触って白い粉状のものがつく現象です。
言い方を変えますと上塗り塗膜の70〜90%の機能性が
失われている状態です。
一つの塗り替え目安とされています。
※モルタル壁面は、8〜12年サイクルで塗り替えを行うのが望ましいといわれます。
その理由の一つには、上記のようなクラックと呼ばれるひび割れが発生する為です。
モルタルの特徴でもあるのですが、モルタルは継ぎ目もなく一面を大きな美しい壁面とすることが
できます。地震や振動などによって衝撃の吸収する場所がなく、このようなひび割れができるというのが
一般的な考えのようです。これはモルタルの特徴であり仕方がない部分でもあります。
私たちが行う塗装工事では、クラックを如何に処理するのか、発生しづらくするのか。
そんなところが「モルタルの塗装工事テーマ」となるわけです。
わかりやすく画像でご説明しますと下記のようになります。
基本的な塗膜の構成はこのようになります。
これは以前紹介させて頂きましたモルタルへの塗装や遮熱塗料の塗装や
セメンスタッコの塗装と同じです。
「明るめのクリーム系色×茶系色」 の組み合わせ。
壁面が明るくなったので建物の印象もガラリとイメージチェンジです。