壁面模様替え塗装工事
モルタル面の仕上げには、さまざまな模様が吹き付けやコテなどで
模様付けされています。

これは一般的によく見る模様の一つ。

骨材の種類にもよりますが「アクリルタイル」などと呼ばれます。
上の写真は、吹きっ放し模様になります。



こちらの模様は「セメンスタッコ」と呼ばれます。
粗い骨材が入っている為、立体的に見えるのが特徴です。





こちらも仕上げの一つ、リシンと呼ばれています。
壁面に使用するのは主に、弾性リシンが吹き付けされています。
マンションの廊下、バルコニーの天井でもよく見かけます。



そのリシンですが、ザラザラした骨材と

            専用ベースを混ぜ合わせたものです。
                   
混ぜ合わせたものを、専用のガンで吹付けると、


先程のような、ザラザラとした模様になるのです。


ただ、このリシンは基本的に「アクリル」です。
あまり耐久性を望む塗料ではありません。


どちらかというと、天井など雨が当たらない場所向けであり、
外壁に使用しますと、ザラザラしている為、汚れやすいと思います。



結構汚れの目立つ リシンの外壁。
こちらの模様を変える工事となりました。







下地処理⇒下地シーラーを塗布してあります。
その後に骨材を吹き付け。


クラックが発生しにくくする為、複層の弾性塗材を吹き付けしました。
単層弾性と違って、いくつかの層で仕上げていきます。
手で触ると、とてもゴム状です。


以前クラックに悩んでいるお宅で同じ施工をした際に、
次の塗替え時期の12年間、クラックが全くでなかった実績がありました。

勿論、上塗りにも弾性専用の塗料を使用します。
今回はSK化研社製 水性弾性コンポシリコン という塗料を使用しています。


全行程で 5工程になりました。(5回塗り)








塗装後はこのようになりました。 
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