窯業系サイディングに最も多いトラブル。

それが目地の部分にあたるコーキングの剥がれや破損。

コーキング材として機能できなくなったケースです。
今回はまだ築4〜5年と比較的早くにコーキングが仕事をしなくなってしまったケースでした。









コーキングのトラブル
↓
剥がれる原因
↓
密着
↓
後打ちと先打ち
↓
サイディングへの塗装法
↓
汚れ
↓
シーリング工事⇒洗浄⇒塗装工事




今回もいつものような工程にて塗らせていただきました。


コーキングの撤去⇒コーキング打替え⇒洗浄⇒

コーキングへのプライマー⇒下塗り、中塗り、上塗り
↓　しっとりと美しい5分艶にて













コーキング材まで塗りこむ事で、コーキングの耐久性は上塗り塗料と

同等のものになるでしょう。（上から塗料で保護するとの観点から）



しかしやわらかいコーキング材の上に硬い塗料を塗りこむ事でできる

塗膜の割れはコーキングの上に塗りこんだ（シープラ）によって

多少はトラブルから解消されるでしょう。



トラブル原因だったコーキングの剥がれも、サイディングの側面に

数回に渡りプライマーを塗布したことで密着が保たれることと思われます。





「一つ一つの工程には意味があり
　　　　塗られる塗料にも役割があります。」


これから建物を守るものとして、機能してくれればと願っております。



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