サイディングのトラブル
テーマ:サイディング窯業系サイディングでよく見かける「シーリングの亀裂」についてです。
窯業系サイディングで一番注意しなくてはならない目地周辺の「シーリング」です。
やはり、定期的にメンテナンスが必要な場所だと思われます。
上の画像は築10年だそうです。
こちらも14〜15年経過です。
窯業系サイディングの目地は「ワーキングジョイント」などと呼ばれ
サイディングボードの収縮によって、この目地のシーリングが伸び縮みすると
されています。サイディングボードは特に木造住宅で使用される為なのか
結露などの湿気あたりも特殊な収縮にも影響があるのかなと思われます。
これはこれで、構造状の物でありシーリングのメーカーさまも
「窯業系サイディング専用シーリング」なるものを販売しているくらいでありますので
この目地周辺は注意深く見ていかなくてはならない部分なのかもしれません。
さて、年数経過と共にシーリング性能が失われこのような亀裂をそのままに
放置しておくとどうなるのか?
↑出隅の部分です。
ちょっとアップで撮り過ぎましたが、目地内にある下地の木材が腐食しています。
要するに「雨水に侵入」になります。サイディングもほぼ原形を留めておりません。
こうなってしまいますと、下地からの総交換作業となり大がかりな工事が必要になります。
やはりボード間の目地がシーリングの役割を果たしていないようです。
今のところ「雨漏り」は発生していないようですが、
よく見てみると、雨水が浸入している箇所が数か所ありました。
さて、これから工事をする訳でありますがどうなるのでしょう^^
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