高反射塗料の効果
テーマ:屋根一体どのくらいの効果があるものなのか?
我々職人としても実に興味のあるところです。
日本ペイント社製 サーモアイカタログより
当ブログ内参照
8/6 高反射の屋根
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8/12 高反射の屋根no.2
塗料メーカーや塗装をする色によって、だいぶ「反射率」が変わるようです。
もっとも効果を得たいのであれば「白」の反射率は高くなっています。
実際に屋根を白で塗るというのは、外観や汚れいろんな問題があるのかな?と思います。
また、耐久性やメンテナンスサイクルなど複雑に問題が絡んでくるために
難しい部分ではあるのかな。といったところです。
本当に「効果」だけを考えれば、設定価格の高くなってしまう塗料で塗るのが
もちろん手っ取り早いのですが、通常のシリコン樹脂あたりでの塗装と比べ
倍以上もする高価な塗料を塗って耐久性やコスト、メンテナンスなど
また、効果を感じる期間帯などなどとっても「屋根」という一番過酷な部位だけに
いろいろ考えてしまう所ではあります。
また、建物によっても効果の得られ方がだいぶ違うようです。
一般の住宅では、断熱材によってある程度熱を遮っているようですが
工場を代表とする建物の中には、断熱材が使われていない為「効果」としては
とても恩恵をうけそうな建物と言う事になります。
(実際の屋根表面温度は同じ効果は得られるが、室温としては断熱材の有無では
だいぶちがうようです)
私も以前にとある工場の工事をさせて頂いたことがあります。(断熱材なし)
屋根、外壁、内装とほぼ全面を改装したのですが、屋根を塗る前と後では
内装の工事に携わったすべての方が違いを実感できました^^
言葉で表すのはとても難しいのですが「モヤ〜とした暑く重い空気」が
「暑い空気」に変わった?
この場合、「モヤ〜」と「重い」が取り除かれた感じでしょうか?
5〜7℃ほどの気温の変化はあった事かと思います。
では、断熱材のある住宅の建物ではどのくらいの温度変化が得られるのか?
ヒートアイランド対策技術分野実証実験あたりも参考になりますが
今回は「高反射塗料」を塗る屋根と塗らない屋根で室温の変化が比較が出来そうです。
↑向かって手前が工事する屋根となっています
はたして、住宅ではどのくらいの温度変化が見られるのでしょうか^^
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